成すも成さぬも 今を楽しめ

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

自分の単純さに呆れつつも

 今日はどうも調子が悪い。昨日の酒量は大したことなかったはずだが、疲れがたまっていたのかもしれない。たまにとんでもないポカをやらかすが、今日はパソコンのケースだけ持ってきて中身を持ってくるのを忘れてしまった。進捗を生めないが、どのみちこの体調ならば持ってきたところで大したことはできなかったのかもしれない。

 

 

 さて、6月もそろそろ終わろうかという、そんな昼下がりであるが、唐突に脳科学ブームが来てしまった。理由は至極単純で、「シュタインズ・ゲート ゼロ」を見始めたからなのだが。

 

 このアニメ自体について、私は何か語れるレベルにないが、意識・認知・記憶など、認知脳科学を専門とする科学者たちが登場するし、彼らがまぁカッコいい(かわいい)。私の専門も心理学だが、今まで文化心理学社会心理学を志向していたため、脳科学分野はほとんど門外漢に近い。しかし、このあたりの分野は、現実的に考えても、私に残された最後の「理転」領域である。

 

 社会科学としての心理学も非常に面白いのだが、やはりデータ、それも自然科学的なものに基づいて研究したいという気持ちもあって、今回アニメのせいでそれに火が付いた形だ。

 

 もちろんただのブームで終わる可能性は高いが、もしかしたらここは大きな運命の分かれ目かもしれない。fMRIを使って脳のはたらきをカガクする、そういう未来もありだなと、少なくとも今はそう思っている。

 

 

 ともかく、卒業まであと2年。ブッレブレの将来プランだが、少なくとも1年弱は考える時間にできるだろう。人より悩み始めるのが遅かったわけではないと思うが、考え続けていくしかなさそうだ。とりあえず直近のテストと課題をこなさねば……。