劇場版名探偵コナン ゼロの執行人 感想
批判的な感想かつネタバレ含む。眠いので箇条書き。
[気になったところ]
メインテーマ:真実←→正義、なのにIoTとか衛星とかアクションとかやりたいことを詰めすぎてる印象
公安、検察、警察がちゃんと描写されてなくてまぎらわしい(社会派っぽくしたいなら、それぞれの人物像を掘って、各組織の意向をきちんと描写すべき)
また上記の描写に力が入るあまり、既存のキャラクターの活躍が薄い
日下部さんの動機が単純すぎ、その割にIT技術高すぎ&衛星落下の際の被害の想像力なさすぎ。あと元同期の上司の扱い……
橘さん、組織に翻弄された個人として描かれるのはいいけど、ポジションが宙ぶらりんすぎて最後急にキレる人みたいになってる
正義感が強い(笑)おにいさんにだれもつっこまない恐怖
[修正案]
【逆襲のシャアルート】
警察と検察の対立などはすべてカット。許可が下りないことで機能停止する警視庁の面々と裏で活躍する安室さんを対比的に描き、コナン&博士組の活躍で刑事たちが個人レベルで協力するようになり衛星墜落を回避する美しい協調の国日本の理想を描き出す
→流石に中身なさすぎ
【相棒ルート】
衛星の話を完全にカット。羽場の自殺を巡る各組織・個人の対応を描き正義を支える闇を描き出すとともに、IoTテロの恐怖を強調する
→さすがに暗すぎ、子ども見ねーよ
【妥協案】
動機などは同じにしつつも、黒幕はIoTテロを仕掛けるプログラムを拡散した橘さんと、プログラムを渡した日下部さんにする。あと落下地点も警視庁ではなく最初からタワーに。
橘さんはプログラムをくれた相手が日下部さんだとは知らなかった。日下部さんは衛星のプログラムに関しては落下地点を変更するようなプログラムではなく、コンピュータ上でそう見せるだけで実際には影響しないプログラムだと思わされていた。安室コナン両名の活躍で衛星墜落は回避されるが、日下部さんが真実を告げようとしたところで黒の組織に消される
→さらに設定をややこしくしただけ?